Super Kowloon (11)

このエフェクターはエフェクト音のみで原音のミックスはできない。どうもファズ音だけだと出音に芯がないんじゃないか?ということで、原音をファズエフェクト掛ける前に別経路で取り出して、最終段でミックスするという mod をやってみた。回路図で描くとこ…

Super Kowloon (10)

ケースへの収納作業。今回は新規にケース加工せずに、前に作って使わなくなったのを再利用。ドリル加工しないで済むのは本当に楽。そして収納完了。 赤い基板はケースに納めてみると大昔のエフェクターの中身みたいでレトロな感じ。もっとどぎつい感じになる…

Super Kowloon (9)

ケースに納める前に基板の状態のまま音出しチェックをしておく。ワニ口クリップで結線して、電池を接続して、アンプに繋ぐ。 で、音出た。ツマミもちゃんと効く。動作の問題はなさそうだ。久しぶりの工作だったのと、結構な部品数だったのでちょっと不安だっ…

Super Kowloon (8)

昨日は基板上の部品のハンダ付けまで完了したので今日は配線作業することにした。 こういうのは間を置くとめんどくさくなってやらなくなるので。が、その前にテスターで回路図と付き合わせての結線チェック。 問題なし。ハンダ面のショートもなし。OKだろう…

Super Kowloon (7)

暑いのでやる気でないかなーと思ってたのだが、明日は祝日でお休みなので寝坊しても良い。ということでとりあえず基板上の部品のハンダ付けを行った。寝てる抵抗から付けて、トランジスタ用のソケット、立てた抵抗、コンデンサ、ダイオード。流石、工場で作…

Super Kowloon (6)

プリント基板が到着した。1週間で届いたなあ、優秀、優秀。今回、製造完了に1週間、配送完了に1週間。注文してから手元に届くまで2週間。手作りすれば2日間くらいで作れるけど、楽チンさが全く違う。表側はこんな感じ。 今更だけど、表側ではハンダ付けしな…

Super Kowloon (5)

プリント基板製造会社から発注してたプリント基板を発送したよ、というメールが届いた。 そして写真が添付されていた。 おおぉ、ちょっと小さいのでよく分からないけど、とりあえず IN とか GND とか +9V とかのシルク印刷はクッキリ見える。レジストの色は…

Super Kowloon (4)

通販で注文してた部品が届いた。 抵抗とかコンデンサとかまとめて注文してたので今回は買出しは不要だ。そしてこれ、2SK1132と2SK117BL。 こいつらが手に入らなかったら今回は作ってなかったなあ。そして発注したプリント基板は、ガーバーデータにNGも出ず、…

Super Kowloon (3)

2SK1132と2SK117BLが通販で手に入ることになってしまった。 それなら基板を作らねばなるまい。 アイロン転写とかハンドドリルで穴開けとか今ちょっとしんどい、夏だし。 今回は初の試み、プリント基板製造会社に丸投げしてみよう。 ということで KiCad でガ…

Super Kowloon (2)

入手できるかどうかは分からないけど、2SK1132(SDG) に合わせて描いておくことにする。KiCad の Cvpcb で昨日描いた回路図のネットリストにフットプリントを割り当て。 KiCad の Pcbnew でプリント基板を設計。 MXRサイズに入れば良いなと念じつつ、小さく、…

Super Kowloon (1)

HMP3 の スーパー九龍(スーパー クーロン)というファズが気になる。 これは2つの回路をくっつけたファズで、前段は同じく HMP3 で紹介されている Super Edge 2、後段は以前に作ったことのあるハニー。一度作ったことある部分が回路に含まれちゃってる、と…

FSH-1 (9)

基板が完成して動作確認できたFSH-1をケースに納めることに。今回は基板が大きめなのでTAKACHIのYM-130をチョイス。アルミダイキャストのケースにも心が揺らいだけど、今回は軽いケースでいく。穴開けが完了したの図。 アルミが薄いので手回しドリルでもあま…

FSH-1 (8)

FSH-1、可変抵抗器とトグルスイッチを買ってきた。 2Mの可変抵抗器が売ってなくて2、3軒ハシゴしてなんとか見つけた。 さあ配線するぞの準備は完了。 熱収縮チューブも準備完了。 ポットとトグルスイッチの配線が出来たの図。 基板に配線するのはいつも時…

FSH-1 (7)

配線がめんどくさくて放置してたFSH-1の続き。 そのめんどくさい基板からの配線を完了したの図。 ポット用の配線がAWG26で11本。 up/downスイッチとモード切替スイッチがAWG26で10本。 IN/OUT/+9V/GNDがAWG22で4本。 合計25本。 これまでの工作で最多の配線…

FSH-1 (6)

ググってたら見つけた面白い興味深いHPのメモ。 サンプル&ホールドのノイズ生成部分のトランジスタについて。 Maestro FSH-1 aka Madbean Sharkfin - AQUATAUR Productions "Fixing The Noise Generator" の所で、ノイズ生成部分のトランジスタについて書い…

FSH-1 (5)

フィルムコンデンサと電解コンデンサとダイオードと10Kの半固定抵抗器を付けたの図。 電源の所の220uの電解コンデンサ4つ、想像してたよりギチギチだった。 フィルムも大きい容量のは結構場所取るよなあ。 箱型のメタライズドフィルムにすればよかっただろう…

FSH-1 (4)

放置してたFSH-1を作ってみることに。 プリント基板をエッチングして穴開けまでして半年以上ほったらかしてた。。。 トナーを落としてテスターでショートしてないかチェックしてフラックス塗った。 ジャンパー付けたの図。 平置きの抵抗器を付けたの図。 IC…

アイロン転写で次に製作予定のプリント基板を作る

最近は如何に上手くアイロン転写できるかがエフェクター作りそのものより大事になってきており本末転倒気味。 ではあるけど、ちょっと試しに作ってみたいのがあるのでプリント基板作る。 パターンは余白を最少にして切り抜く。 プリント基板も必要なサイズに…

04 Compressor

『ROLLYと作るギターエフェクター』から Compressor を作ってみた。 本によるとこいつはダイナコンプに近い回路形式とのこと。 ダイナコンプはOTAのCA3080で作られてるけど、それを使わないで作ったらこうなるというものらしい。 いつものようにユニバーサル…

『ROLLYと作るギターエフェクター』

『ROLLYと作るギターエフェクター』って本を買った。 誠文堂新光社/商品詳細 ROLLYと作るギターエフェクター 監修がROLLY、設計が渡辺成治、製作が伊藤尚未、でお三人さんが書籍内で写真付きで紹介されてる。設計者と製作者がカラーで紹介されるのは珍しい、…

Stone Grey Distortion (1)

Stone Grey Distortion を作ってみた。 歪みはもういいかなと思っていたのだけど、CD4069とかいう見慣れぬICを使ったディストーションなので作ってみたくなったのだった。Mad Professor のディストーションだというのにも気を引かれた。回路図とレイアウトの…

"プリント基板のアイロン転写の実験"の基板完成

アイロン転写の実験した基板、穴開けまでして放置してたのだが、トナーをベンジンで落としてフラックス塗って完成させた。 左が最初に実験した剥げがひどかった方。 周辺が心もとない感じだけどまあ使えないことはない。 右が後で実験した方。 いつもこれく…

プリント基板のアイロン転写の実験

プリント基板はいつもアイロン転写で作っている。 マジックインキで手描きするよりきれいに仕上がるが、必ず端っこがうまく転写できず剥げてマジックで手直しする羽目になる。 いつもは、最終的なサイズにカットしておいたプリント基板にぶどう紙の版下を少…

snow white auto wah (4)

さて、ソケットにしておいた部品を取り付ける。 最終的に使った部品は以下になった。 IC1のオペアンプはLM324 IC2のOTAはJRCの13600D IC3は78L05 Q1とQ2は手に入ったのでBC550 Q3は2N5952で代用(2N5457は入手できなかった) D4とD5は手持ちの1N4004で代用 R…

snow white auto wah (3)

さて配線。 今回はポットが4つでそれぞれに2本ずつ。 それに加えていつものIN、OUT、+9V、GNDの4本。 合計12本。 配線ができたの図。 慣れてきたのか割とすんなり配線できた。 ポットへの配線8本はAWG26で、残りの4本はAWG22。 テスターでのチェックもし…

snow white auto wah (2)

部品を調達してきたので基板から製作開始。 ジャンパの取り付けイメージ。 ジャンパを取り付けたの図。 ICソケットの下にもジャンパがあるのでこいつを一番最初に作業。 続いて部品の取り付け。 部品の配置イメージ(リファレンス番号) 部品の配置イメージ…

snow white auto wah (1)

オートワウが欲しいなと思ってる。 以前にDoctorQとBassBallsⅡは基板だけ作ってみたけど、もっと別系統の音のはないのかなということで、snow white auto wah を見つけた。 回路図とプリント基板パターンは HomemadeFX エフェクター自作資料館さんを参照させ…

Mutron III クローンの回路図2種の比較

Mutron III クローンの Neutron と Naughty Fish の回路図を比較した。 違いは以下の7つだった。(1) C1 4.7uFのタンタル → 1uFのフィルム(2) C14 15uFの無極性 → 1uFのフィルム(3) 追加:VOLの100K(B)ポット(4) Rx 150~4.7K → 330+5Kの半固定抵抗(5) Peak…

Mutron III (Neutron Filter A Mutron III Workalike)

Musitronics™ Mu-tron III™ (Neutron) | General Guitar Gadgets diffs between ggg_neutron_sc.pdf (Version 2014March23)and neutron_filter.pdf (Version 1.01d). C of Q1 should connect to IC4 (not E of Q1) R15 should connect to -9v (not +9v) 2nd …

Landgraff Clean Boost (2)

以前に作った Clean Boost( http://sutonpu.hatenablog.jp/entry/2014/07/12/234500 )を小さなケースに入れてみることにした。 で、 配線を最少にするためにGAINのポットとLEDを基板上に取り付ける 電源は電池のみということにして、電池スナップの+を基…