Phase 90 (7)
さてさてFETのマッチング。
今回は、2N5952が1つ30円で見つかったので15本買ってみた。
これだけで450円。
基板上の部品の費用の約半分がFET代!
前に2SK30AGRでやったように9Vのパワーサプライを使ってIDSSを計測してみる。
計測してみた結果、5.0mA~7.25mAの間だった。
確かにマッチするのを4本探そうと思うとある程度まとまった数が必要だな、このばらつき具合は。
そして幸運なことに7.25mAで4本見つけられたので、こいつらを基板上のソケットに取り付けた。
これで本当に基板は完成。
もう電源につないで音出ししてみられる。
早速、電源つないでみた。
熱持ってるパーツもないし異臭もしないので大丈夫そう。
アンプに繋いで音を出してみる。
。。。
全然、エフェクト音が出ない。
あ、半固定抵抗の調整しないといかんのだな。
で、音出しながらトリムを回してみると丁度真ん中を少し越えた辺りでエフェクト音が出た。
トリムの有効範囲は結構狭い感じ。
Rateのツマミを捻りながら音を出してみる。
あれ?可変抵抗器の足への結線、反対みたい。
ということでまた半田ごて引っ張り出してきて結線を直す。
はい、ちゃんと音が出た。
シュワシュワーという感じの揺れ音。
Rateを右一杯に回し切ると水の中をかき回したような効果。
真ん中くらいにすると、ゆったりしたゆらぎのエフェクト。
フェイザー、なかなか良い音だな。