DOD FX15 SWELL PEDAL (3)

もうかなり作ってしまっているのだが、今更ながらにFX15について調べてみた。

 

DOD FX15でググるとこのページが見つかる。

http://www.americaspedal.net/fx15/

ここはオリジナルのオレンジの筐体やつまみの並びも見られて嬉しいサイト。

英語で読んでもイマイチ自分の頭に入らないので意訳してみる。

FX15 Swell Pedal は1984年の終わりに登場し、ギター奏者が逆戻しのギターサウンド(音の振幅が減衰するのでなく膨らむことによる)を近似できるよう設計された。
DODの回路は最小限の部品が使われており、Boss SG-1 Slow Gear と比較して全く独自の存在としてあらわれた。
しかし Boss SG-1 と同様、DOD FX15 は売行き不振商品で(以下に記載する、やや非直感的な設計のため)、1986年の終わりには生産中止となったようだ。

●コントロール(取扱説明書の記述より)
 ○Decay(0.7~2.0秒)-スイッチが放された時に信号が通常に戻るまでの時間を調節
 ○Attack(20ms~1.0秒)-スイッチが押された時に cut/boost が発生するまでの時間を調節
 ○Cut/Boost(-37dB~+14dB)-スイッチが押された時に、つまみが中央位置より反時計回り方向にあればカット、つまみが中央位置より時計回り方向にあればブーストされる

DOD FX15の使用法
 やや学習曲線が急だからだろう、DOD取扱説明書に追加のページを足した。
 我々の意見として最も重要な覚えておくべき事は、
 (1)フットスイッチはモメンタリ型であること:使用するときにペダルを踏み込む必要があることを意味する
 (2)ペダルを踏み込んだ時にFX15が効果を発揮させたいなら、Cut/Boostつまみは12時の位置にしてはならない

●技術情報
 <略>

 

 自分はとてもとても勘違いしていることに気付かされた。

いつもの3PDTスイッチでON/OFFするのだと思い込んでいた。

モメンタリのスイッチを弾くのに合わせて踏み込んだり放したりしないといけないらしい。

 

ということは、回路図の100kと220kの間から出てGNDに落ちるように配置されているSW1がペダルのスイッチでモメンタリになってないといかん、ということか?

 

いやー、回路図記号からてっきりトグルスイッチだと思い込んでた。

 

YoutubeでFX15を金属のピックで使ってるぜ!というのがあって、これは何がしたいんだろうとずっと不思議に思っていたのだけど、モメンタリのペダルスイッチの代わりに金属のピックが弦に触れたり弦から離れたりすることを利用している、ってことなのではなかろうか(推測)

4:40くらいの画像見ると、ピックから配線が延びてるもの。

swell pedal using a metal pick - YouTube

 

これは上手く作れたとしても使いこなすのが難しいエフェクターになるねえ。

 

でも作ることは止めないけども。

 

足りないパーツの買出しには行けなかったので、ICとトランジスタのソケットを取り付けた。

手持ちであったコンデンサも取り付けた。

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付け忘れているがLEDもソケットにしておくかな。

 

後は電解コンデンサが2つと半固定抵抗が1つとトランジスタが1つとフォトカプラが1つ。

 

フォトカプラと言えば、このFX15でも使われているCLM50。

他のエフェクターでも使われているようで、代替は何が良いの?という書き込みをよく見かける。

自分もどうしようか?とまだ検討中。

 

DOD230のスレッドだけれど、ここでは

  • VTL5C2だ、とか
  • 3mmの赤LEDとLDRを熱収縮チューブでくるんでで自作する、とか
  • Turn-off(Decay)を見た方がいいよ、VTL5C1 (35ms)、VTL5C3 (35ms)、VTL5C9 (50ms) が VTL5C2 (500ms) に比べて早いよ、とか
  • VTL5C10だ、とか

色々話されてるのだが決定版という感じでもない。

http://freestompboxes.org/viewtopic.php?f=19&t=4303

 

よく見かける MACRON の MI0202CL が値段も比較的手頃なので試してみようと思ってるのだが試してみた人は見つからず。

 

今日の所はここまで。

部品を揃えないとここから先には進めん。