OD-1 (8)
パネルを例によってA-ONEのインクジェットで印刷できるフィルムラベルで作成した。
LEDの所とか微妙にずれてしまって反省。
次にやるならずれても目立たないように、穴の中心だけ印刷して、径の線は印刷しないのがいいようだ。
ま、しかしこの黄色はなかなかに自分の好みの色で良かった。
ケースに組み込みをする。
組み込みも苦手なのだが、今回は特にケースが小さくて不器用な自分にはハードルが高い。
どんな順番で組み込むのがよいのか試行錯誤。
- LEDを最初に取り付けて、次にDCジャックを取り付け。
- 3PDTスイッチのバイパス配線を部品の余った足でやっておく。
- INとOUTのチップを3PDTスイッチを接続。
- 基板からのINとOUTの配線を3PDTスイッチに接続。
- 基板からのGNDをINのスリーブに接続。同時にINのスリーブから3PDTに接続
- ポット、3PDT、OUTジャック、INジャックの順番でケースに組み付け。
- DCジャックのマイナスをINのリングに接続。
- 基板の9VをDCジャックのプラスに接続。
今回使った3PDTスイッチは小さい奴で、配線の穴も小さくて、そこにAWG22の線をねじ込もうとしたので手間であった。
AWG26なら楽勝なのだが、IN/OUT/9V/GNDはAWG22だったので大変だった。
配線材の太さというか細さは工作の効率に非常に影響があるな。
いやー時間かかった。組み込み完了。
今回、初めて熱収縮チューブを買って来たので接点に被せてる。
いいな、熱収縮チューブ。
半田付けした接点の保護にもなるし、見た目、ちょっと工作の質が上がったように感じる。
そういえば別のオペアンプを買ってきた。
NECのμPC4074Cというやつ。
μPC4741を見つけられないのだが同じNECの近い型番のならいいかなと思ったのだが、どうなんだろか、これ。
最終的に使った部品のメモ。
- オペアンプはμPC4074C
- 抵抗は普通のカーボン1/4W
- ダイオードは3つとも1S2473
- ツェナーダイオードZD1は日立の11Vのやつ
- 電源の所の100μFと47μFの電解コンデンサはニチコンのFG
- 信号ラインの10μFと1μFの電解コンデンサはニチコンのMUSE BP
- その他のコンデンサはポリエステル・フィルムで、C3だけセラミック
緑色の電解コンデンサのMUSE BPは両極性で、足の長い方を回路図の+に繋いだ。
DCプラグとシールドを挿し込んだ画像。
画像の下側がIN側なのだけど、プラグを差し込むとチップの金具が結構反る事に今回の工作の中で気付いた。
1590Bサイズだとこの程度の反りは気にしなくても大丈夫だけど、1590Aサイズでは大問題、だった。
まあ、なんとか今回は収まっている。
いよいよ収納する。
基板の幅がケースの幅とほぼ同じ。
押し込んだら裏蓋は閉められるのだが基板の裏面と接触してしまうので養生テープで絶縁対策。
いやー、半田付け、いくつ作っても上達しないなー。
そして最終チェック。
結構考えてパネルをデザインしたつもりだったのだけど、フットスイッチのプラスチックの止め具が文字にかぶさってしまった。
音はなかなか良いんだよなー。
LEVELがよく効くし、歪み具合も淡いのからばりばりまで。
modのTONEも音のキャラクターが変わって色々試せそう。
OD-1、クワッドOpAmpバージョン、TONE mod.、1590Aサイズ、完成。