FSH-1 (3)
次に何を作るか考えあぐねていて、放置していたFSH-1に手を出してみるかな、と。
TONEPADの「FSH1.Rev.2008」のPDFを参考にさせてもらってます。
http://tonepad.com/project.asp?id=50
で、PDF見てたのだが、パターンが細いのとFETのピンの並びを変えたいのと半固定抵抗器用にパッドを追加したいのがあって例によって自前でレイアウトを作るか、と。
なのでkicadに入力。
まずはeeschemaに回路図入力。
半固定抵抗器の真ん中のピンとトランジスタとFETの真ん中のピンにはパッドを追加しておきたいのでCONN_1を付け足している。
次にcvpcbでフットプリント割り当て。
2N3904と2N3906は手に入るだろうけど、FETのBF245A(GSD)とか無理そうなので2SK30Aとかで代用することを想定してピンの並びをSGDにした。
コンデンサはパターンを飛び越えての取り付けがあるので、C3とC4というフットプリントを今回作って割当てている。
220uは大きいだろうからC2V8という既存のフットプリントを割当て。
最後にpcbnewでレイアウト作成。
作成と言いながらTONEPADのを模写させてもらってる。
FETのピンの並びを変えてるのでその辺りは適当にアレンジした。
GNDの取り回し方とかも三方をぐるりと囲むように変更。
サイズは83.82mm×53.34mm。
そして3D表示で具合を見てみる。
いやー、いくらなんでもそんなには大きくないだろ > 220uの電解コンデンサ。
このTONEPADのレイアウト、回路図と突き合わせて見てみると面白い。
左下のLM13600の辺りが入力部~OTAで、左上の一角がフィルター部で、右上の一角がS&H部で、右下が電源部。
機能が基板上にきちんと整理して配置されていて美しいなあと思う。
電気的にどうなのかは知らないけど。