04 Compressor

ROLLYと作るギターエフェクター』から Compressor を作ってみた。

 

本によるとこいつはダイナコンプに近い回路形式とのこと。

ダイナコンプはOTAのCA3080で作られてるけど、それを使わないで作ったらこうなるというものらしい。

 

いつものようにユニバーサル基板では作らない。(作れない)

なので、まずはいつものようにKiCadに回路図打ち込む。

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出来上がりはこんな感じになるはず。

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ポットの配線を基板の下側にまとめてみた。

 

今回の部品はこんな感じ。

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  • オペアンプはJRC4558D
  • FETは2SK30ATM-GR
  • 1μFのフィルム指定のは積層セラミック
  • 2200pFはフィルムにしたけど書籍の写真だとセラミックみたい
  • 電解コンデンサは店にあったちょっと小さい奴にしてみた

 

プリント基板はいつものように自作。(5cm × 4cm)

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せっかくだから ギター エフェクター基板 | dcamp.biz で買ってみればよかったかもしれない。

 

まずはジャンパ線を取り付ける。

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ジャンパ線を取り付けたの図。

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次に部品を取り付ける。

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部品を取り付けたの図。

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配線完了の図。

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ソケットに部品を取り付けて完成。

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音出しは問題なくできて、基板上の半固定抵抗器はちょっと右回し気味で調整。

 

しばらく弾いてみてツマミ回してみて気付いたのだが、Decayが逆に効いてる。

と思ったら「お詫びと訂正」に書いてた。

更に気付いたのだが、Sustainも逆なんではないだろか?

右に回すほどにSustainのレベルが下がるのだが。。。

こちらは訂正なし。私が間違ってる?

 

まあ分かって使う分には問題ない。

極端にDecayを短くしてSustainを絞るとパッーンという極端な感じでかかる。

ただこういうセッティングにすると音が汚く歪む。

効果が良く分かって面白いんだけど弾いてて気分が良くない。

DecayゆったりSustainそこそこの12時セッティングが一番きれいな音で使える。

割と基板上の半固定抵抗器の調整がシビアなようである。

 

なるほどなるほど。