Mutron III クローンの回路図2種の比較

Mutron III クローンの Neutron と Naughty Fish の回路図を比較した。

違いは以下の7つだった。
(1) C1  4.7uFのタンタル → 1uFのフィルム
(2) C14 15uFの無極性   → 1uFのフィルム
(3) 追加:VOLの100K(B)ポット
(4) Rx 150~4.7K    → 330+5Kの半固定抵抗
(5) Peakの150K(A)ポット → 390K+250K(B)ポット(並列)
(6) 電源部分全般
(7) 追加:U3aの1番ピンの先に表示用LED

(1)と(2)は信号ラインのコンデンサなんで出音に関係するのか?
(3)はオリジナルにはない出力音量のボリューム。
(4)は調整をトリムで出来るので便利そう。
(5)は結果としてどちらも150Kのポットなんだろうけど、カーブを変えてるということかな。
(6)は電源部分で Naughty Fish の方が慎重で丁寧な気がする。
(7)はエフェクトON/OFFとは別のピッキングの強弱を示してくれるLEDらしい。

ということで Naughty Fish の方が少し調整に便利な回路になってる以外はほぼ同じ、という認識でよいのではなかろうか。