プリント基板のアイロン転写の実験
プリント基板はいつもアイロン転写で作っている。
マジックインキで手描きするよりきれいに仕上がるが、必ず端っこがうまく転写できず剥げてマジックで手直しする羽目になる。
いつもは、最終的なサイズにカットしておいたプリント基板にぶどう紙の版下を少し大きめに切って転写の作業をしている。
ふと、プリント基板の方に少し余裕がある方が熱が伝わり易いでは?と思いついたので実験することにした。
こんな感じで、版下の枠線より5mmずつくらい大きめにプリント基板をカットしてアイロン転写してみた。
でもダメだった orz 。。。
これくらいの剥げならマジックで修正して十分使えるのだけど、なんというか剥げるとガックリするんだよなー。
正直な話、アイロン掛けてる時には、周辺のトナーがくっついてるのか浮いてるのかよく分からない。
仮に浮いているのが分かって、そこからアイロン掛けを追加で行っても、もうくっつかないことが多いようでもある。
もう一つ思いついたのだが、版下の方はパターンの際のギリギリで切り抜いておいて、それを最終サイズにカットしたプリント基板に転写するというのはどうだろうか?
パターンの紙は余白なしに切り抜いた。
プリント基板はほぼ最終サイズ。
すると割と上手く出来た。
紙の余白があると、その部分が水と熱で収縮してシワになり、トナーのパターンをプリント基板の面から浮かせてしまうのかもしれない。
余白がないと端っこへのアイロン掛けもし易い。
この方法は良いかもしれない。
後はトナーの濃度をもっと濃く出来ると更に良さそうなんだがなー。
コンビニのネット印刷はトナーが薄くてイマイチな気がする。
これのためだけにレーザープリンター買うのもなんだしなー。
ごってり黒トナーを分厚く吐き出してくれる印刷サービス、ないかなー。