アイロン転写で次に製作予定のプリント基板を作る

最近は如何に上手くアイロン転写できるかがエフェクター作りそのものより大事になってきており本末転倒気味。

ではあるけど、ちょっと試しに作ってみたいのがあるのでプリント基板作る。

 

パターンは余白を最少にして切り抜く。

プリント基板も必要なサイズにカットして洗剤と紙ヤスリで磨く。

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水で薄っすら湿らせて基板に貼り付ける。

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アイロンで、入念に入念に入念に、熱転写。

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自分は熱転写してから1~2日は放置するようにしてる。

熱転写してすぐに紙を剥がしにかかるとパターンも取れやすいような気がして。

ただこの辺は定かではないなー。

 

熱転写できたので今度は紙を剥がすため水で濡らす。

紙が浮き上がってくるまで10分くらい浸しておいた。

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水につけながら紙のクズを指の腹でこすりとったり、消しゴムをやさしく掛けたり。

 

乾かしてもパターンの隙間に紙が白く残らないように何度か消しゴム。

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ここであんまりゴシゴシ掛けるとせっかくのトナーが薄くなってしまうので要注意。

しかし、パターンの隙間に白いクズを残すとエッチングでうまく溶けてくれない。

微妙な匙加減が必要とされる工程だな。

まあ、トナーがごってり載っていて消しゴムごしごし掛けても薄れないのが理想だが。

残念ながらトナーをぎっちり盛ってくれるレーザープリンター環境に恵まれていない。

 

エッチング

パターンの隙間の紙の残りクズを消しゴムし切れてなかったようで、溶かしきれなかった部分が多少あるなあ。

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こういうところはカッターで削り取る。

 

ドリルで穴開け。今回のは比較的穴開け数が少ないと思う。

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トナーを落とすためにベンジンに10分程浸す。

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トナーが柔らかくなった所で、紙ヤスリをベンジンに浸しつつ磨く。

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テスターでショートしてないかチェックした後にフラックスを塗って完成。

 

毎度の事ながらトナーが薄かった所は銅の面がちょっと薄くなってしまっていて残念。

マッキーで手描きの時は薄れることはなかったのだがな。

しかしこの方法は手描きに比べてパターンがきれいに出るからなー。

もうマッキーで手描きには戻れないよなー。