プリント基板アイロン転写
プリント基板のパターンをいつも手描きしてるのをアイロン転写でやってみた。
ここのサイトの情報を参考にさせてもらいました。
転写用のインクジェット用紙はみんなが使ってる富士フイルムの画彩のぶどう表紙のこれ。
画彩 マット仕上げ(ファイングレード)A4サイズ/100枚入: インクジェット用紙 | フジフイルムモール
パターンをインクジェットで印刷しておいて、近所のコピーサービスでぶどうの紙にコピーして版下を作成。
版下をきれいに磨いておいたプリント基板に合わせてアイロンで押し付ける。
アイロンの温度は160度にした。
温度が高ければいいってもんではないらしく、160度くらいが一番良いらしい。
温度が高過ぎると紙の方にトナーが染み込んでしまうようだ、という記述を見かけた。
基板の端の方はアイロンの角でギチギチ押し付けて、終わったら平らな所に置いて重石をかけて冷却放置。
数時間放置の後、紙をたっぷり水で濡らして剥ぎ取る。
何回か失敗してパターンがべろべろと剥げてしまった。
上手にできるとトナーのパターンが基板に転写される。
トナーだけが転写されるというよりは、紙の繊維込みで基板上に残る、という感じ。
紙の繊維が残ってるのは消しゴムでこすり取った。
右下のラインが一部欠け落ちてしまったのはマッキーで修正。
ついでにGNDの所とか幅広くマッキーで描き足し。
そして後はいつものようにエッチング、穴開け、短絡チェック、フラックス塗り。
手描きに比べてパターンがきれいな線で作られるので気分がいい。
もっと大きい基板で細かいパターンでも上手くできるかいな、アイロン転写で。